グランプリ 「信州のおいしいおもてなし」
●中沢 定幸・大井川 茂(長野市)
準グランプリ 「信州いい香りプロジェクト」
●小林 賢(長野市)エムケー精工株式会社
デザイン提案部門賞 「稜線香」
●原井 隆(福岡市)ティーツーエー
デザイン提案部門賞 「やまふせん」
柿木原政広賞 「やまふせん」(デザイン提案部門)
●はだか[羽田亜美・ 岸恒一郎](京都府京都市)
デザインPR部門賞 「君へ」
●関谷 まゆみ(長野市)株式会社エイブル
鈴木進賞 「結器-Yuki-」(デザイン提案部門)
●岩田 健二(愛知県江南市)IN life design
内田和美賞 「SHIRAKABA」(デザイン提案部門)
●大口 進也(千葉県市川市)shinya oguchi design
ユニバーサルデザイン賞 「La kurumi」(デザイン提案部門)
●北村 秀樹(長野市)
学生特別賞
「下駄べら」(デザイン提案部門)
●塚田 久美子(長野市)OKA学園
「浅間山アイス」(デザイン提案部門)
●川尻 佳奈(軽井沢町)ヒューマンアカデミー長野校
「これが信州の文化。」(デザインPR部門)
●篠原 亜理沙(上田市)長野大学
入選
「水引のれん」(デザイン提案部門)
●中村 吏志
「信州 COME ON」(デザイン提案部門)
●小林 真理子株式会社エイブル
「おとぎの国へ。」(デザイン提案部門)
●平林 裕里佳
総評 (各審査員の講評は各審査員特別賞に記載)
“おもてなし”とは気持ちの問題であって抽象的です。故にデザインのテーマとしては難しかったのか、例年より応募の出足が鈍く心配しました。しかし、結果は前年を上回る110作品が全国から集まり、県外からの応募が4割を占め前年より1割程増えたのが特徴的でした。このコンペも徐々に全国に広がる傾向が見られ、喜ばしいことと思います。作品の内容では、信州の優しさや豊かさを表現したものが目立ち、成程と感心させられるモノも多く、総じて質が向上していると実感できました。これは、長野県産業に資するデザインの力がこのコンペを通じて強化されつつあることを示すもので、大変望ましいと思います。これまでに比べ、相手の立場を想定しつつ信州の良さを伝えようとする姿勢も感じられ、外への広がりや客観性が出てきたことは好ましいと思いました。真面目な反面、謙虚で伝えることが不得手なのが当地の気質だとよく言われます。それを反映してか、信州の強みとしてデザインという専門性が挙げられることは、これまで殆んどなかったと思います。このコンペの応募者は平均年齢が30歳を下回っていて、正に次代のデザイナーやクリエイターが中心です。そんな若い力が長野県産業の担い手となって行く契機となり、近い将来当地の不得手を克復して行くことを期待したいと思います。
ーおことわりー
各作品の著作権は各応募者に帰属します。
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作品に関わるお問い合わせ・ご連絡は長野県デザイン振興協会 事務局へお願いします。