2018地域ブランド部門賞「上田紬」

名称
上田紬
事業者名
上田紬織物協同組合(上田市)
プロフィール

古くから養蚕業が盛んだった上田では、農家の自家用として生糸を引いた残りの繭を真綿にして紬織物が織られるようになり、江戸時代に大島紬・結城紬に並んで日本の三大紬のひとつとして知られるようになりました。上田紬は裏地を3回取り替えられるほど丈夫で「三裏縞(みうらじま)」の別称を持つほどです。さらりとした心地よい感触と、軽さ、丈夫さ、吸放湿性の高さという絹の特性に加え、落ち着きのある光沢と独特の風合いが持ち味です。
300年を優に超える歴史を持つ上田紬は職人の創意工夫により、新しい時代に受け入れられるブランドとしてそれぞれが常に前進しています。

講評

結城、大島と並ぶ三大紬のひとつながら、丈夫さが特徴である上田紬は独自の発展(「志向性」)をし、和服に留まらず洋服生地・小物など現代の生活にマッチする工芸品とする取り組みをされている点(「継続・発展性」)が評価されました。長い歴史に裏付けられながら職人の数だけ個性がある自由な気風をもつことから、地域として新たな伝統工芸品のあり方を提案されることを期待し地域ブランド部門賞に選定いたしました。