長野県デザイン振興協会
信州ブランド・デザイン賞タイトル
信州デザインフォーラム2004ロゴ

<< 入賞

名称

松本民芸家具

ロゴ
ロゴ
事業者名
松本家具工芸協同組合
分類
事業ブランド
和風洋家具
プロフィール 松本の家具の歴史は古く300年以上の歴史を有しており、大正末期には日本一の和家具の生産高を誇ったが、太平洋戦争後には著しく衰退していた。当時来松した民藝運動の指導者・柳宗悦は新作民芸運動の一躍として松本の伝統ある手工芸の回復を切望し、昭和23年に創始者、池田三四郎がそれに応えるように家具製作に取り掛かったのが松本民芸家具の始まり。
昭和47年、それまでの10年間余にわたる松本民芸家具製作数社によるグループ生産方式の実績を基として、松本民芸家具工芸協同組合を設立。昭和51年には同組合が通商産業大臣より伝統的工芸品「松本家具」の指定を受ける。平成2年、松本市仲町通りに、中央民芸ショールームを開店。平成14年現在では、加盟7社を合計した製品バリエーションは千数百を数え、全国の多数の愛好者から次世代に伝える家具として注目を浴びている。
画像等

イメージテーブルとチェアのセット

イメージ
アームチェア

 

URL
概念・ ブランド戦略等 「見て美しく用にかなう。用と美の調和、それが松本民芸家具の心です」松本民芸家具は人間生活と密着している家具の性格そのものに着目し、機械化、経済効率のみの近代化を良しとせず、人間不在のものにならぬよう必要な部分は可能な限り手仕事にて製作される。闇雲に斬新なデザインのものを作り出すのではなく、長い歴史の中で多くの人々によって研ぎ澄まされ、また愛されつづけてきた東西の伝統的なデザインを尊重しつつ、現代生活に即したデザインとして提供している。素材にはミズメ(ミズメザクラ)を主要材として、欅、栃、楢などそのすべてが日本国内産の落葉高木のみを使用し、塗装は刷毛塗りによる仕上げで幾度も塗り重ねるなど、徹底したこだわりによって丁寧につくり出される。日本の和家具と洋家具を本格的に結合させ、使い捨ての耐久消費財としてだけでなく、使う人それぞれが使い込むほどに昧わい深く、愛着をもって使うことができる「本物の家具」づくりを実践している。現在のロゴは「松本民芸家具」の振興に助力を惜しまなかった染色作家で人間国宝の芹澤ケイ介氏のデザインによるもの。
アピール 今から50余年前、まだ畳と座卓の生活が当たり前だったころに欧米の家庭で使われていた家具のデザインを踏襲し、当時衰退しつつあった全国でも有数の家具生産の伝統ある松本の地で、その高度な和家具の技術を持つ松本の職人に作らせた洋家具。美しく完成されたデザイン、確かな作り、年を経るごとに味わいを増す無垢の素材。そして現在人々が愛してやまない日本人のための和風洋家具、それが松本民芸家具です。
昭和49年に、当時の通産省指定の「伝統的工芸品」に、家具の分野では全国に先駆けて「松本家具」として指定をうけました。「松本家具」とは、歴史ある松本地方の伝統的和家具の数々であり、それはさまざまな複雑な木組の技術によって作られます。現在も松本民芸家具の一バリエーションとして製作されており、またこの技術が和洋問わずすべての松本民芸家具の製品に生かされています。
日本の和家具と洋家具との本格的な結合、けして使い捨ての耐久消費財としてだけでなく、使う人それぞれが使い込むほどに昧わい深く、愛着をもって使うことができる今では数少ない本物の家具、そして時代を超えて新しく、しかしどこか懐かしい感覚を抱かせる。それが松本民芸家具です。(アピール文書「松本民芸家具 について」.docより抜粋)
選考情報
松本の家具としての300年の歴史と伝統とを活かしつつ、現代のニーズにも対応した和風洋家具を提供。使い込むほどに味わいを増す「本物の家具」づくりを実践しブランド価値を高めている。

<< 入賞


長野県デザイン振興協会制作・著作