長野県デザイン振興協会 信州ブランド・デザイン賞タイトル

信州デザインフォーラム2004ロゴ


特別賞

名称

小布施堂

ロゴ
小布施堂ロゴ
事業者名
株式会社小布施堂
分類
企業ブランド
栗菓子・日本酒製造販売、喫茶・レストラン事業、町並み修景事業
プロフィール 「小布施堂」は、創業宝暦5年(1755年)の桝一市村酒造場が、同敷地内で地元特産の栗菓子・栗名産品を製造販売する目的として明治33年(1900年)に創業した。1976年の北斎館オープンをきっかけに、1982年頃から同社が中心となって始めた「町並み修景事業」では、一帯の古い町並みを「修景」し景観保全と散策に向く空間の形成を図るとともに、それまでの製造卸主体から観光施設一体型小売り経営へと転換。その後現在まで文化的観光施設一体型の喫茶店、レストランなど各種店舗へと積極的に事業を展開している。また1997年から、米人女性社員セーラ氏が中心となり、「北斎ゆかりの蔵元」としての桝一ブランドの再構築にも取り組んでおり、成果を上げている。
画像等 小布施堂イメージ 小布施堂本店

イメージ栗の小径

URL
概念・ ブランド戦略等 現社長と副社長が中心となり、自社や町の歴史や生活文化に根ざし、小布施ならではの商品・サービスを表現するという理念を掲げ、製造卸での拡大路線を捨て、地域と一蓮托生というポリシーのもとで町並み修景事業等街づくりに経営資源を集中的に投入。「町並みの美しい小布施」「小布施といえば栗菓子」という全国的なブランド形成とイメージを確立。以降現在まで「産地から王国へ」というスローガンを掲げ、年間120万人を超える小布施への来訪者および地元住民に対して、文化的観光施設一体型店舗での質の高い商品・サービスを通して「味わい空間」を提供する。日本酒「桝一」は、□一(スクウェア・ワン)などの優れたネーミングとロゴ、パッケージ等の「デザイン戦略」に加え「レストラン蔵部」「木桶復活」「文化講演」「通販と店舗だけで直売」などで高級ブランド路線での再構築を図る。
アピール 小布施と聞いて、真っ先に思い浮かべるのが栗だろう。次に、北斎か。
その小布施の名所に、北斎館と高井鴻山記念館を結ぶ細い道がある。
「栗の小径」と呼ばれ、季節を問わず、通行人や観光客で賑わいを見せる。
小布施の名産と言われる栗は、小林一茶の歌にも詠まれた。だから、小布施堂のロゴマークの中心に小布施とは縁の深い栗を三つ並べた。その昔、弘法大師が小布施を訪れた際、栗の木の種を三つ蒔いたのにちなんだ。デザインが誕生したのが約35年前。原弘氏が担当してくれた。町並み修景事業の一環として、20年前、小布施堂本店ができた時には迷わず、暖簾に、このロゴマークを使用した。暖簾が風になびくと、栗が動くように見えると、好評だった。
北斎館、町並み修景事業と一見、本業の栗菓子と関係のない文化事業に力を入れてきたのも、ブランド形成の一つと考えたからだ。それに3年前からは、サロンイベント「小布施ッション」が加わった。しかし、このブランド形成も小布施の原点ともいえる栗が核の部分にあるからこそ成り立っているということは忘れないよう、肝に銘じている。
選考情報
同社が中心となった「街並み修景事業」は、地域ブランドづくりの成功事例として全国から注目されている。「産地から王国へ」といったスローガンや、文化的観光施設一体型の店舗形態にみられるような、地域が一体となったブランド形成を目指すという考え方、継続・発展性を評価した。

特別賞


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